プリン体とは?多い食品と少ない食品は?

「皆さんは、ビールが好きですか?」

ビール好きな人が気にしている「プリン体」

最近はビールのCMなどで「プリン体カット」とかよく聞きますよね。

このプリン体の危険性とは一体どのようなものなのでしょうか?

今回は「プリン体」について見ていきましょう。

そもそもプリン体とは?

プリン体とは、穀物・魚・肉・野菜などの食物全般に含まれているものです。旨みの成分にあたり、ヒトの体内でも生成されています。

名前の由来としては、プリン環という化学構造を持つことから来ています。

プリン体の多くは、新陳代謝によって生じたり、激しい運動で体の中に作られます。それ以外にも、食事から取り込むことも可能です。

体内のプリン体の8割は、運動や細胞の代謝によって作られています。残りの2割は食事から摂っているということになりますね。

ですから、このプリン体は体内に存在して当たり前の物なのですが。「多すぎる」ことが問題視されています。

プリン体が多すぎるとどうなるの?

体内のプリン体は、肝臓で分解され、尿酸となります。

尿酸は通常、尿や便として排泄されますが、尿酸が増えすぎてしまうと、血中に結晶を作り出し、痛みを引き起こします。

尿酸値が高い状態が続くと、「高尿酸血症」となり、腎臓や尿路に結石ができたり「痛風」になってしまいます。

  1. プリン体の増加
  2. 尿酸の増加
  3. 結石,痛風

という流れですね。

様々な病気を引き起こすプリン体。これを防ぐには、食品に気を使いましょう。

プリン体を多く含む食品と、少ない食品

日本痛風・核酸代謝学会による「高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン」によると、プリン体の1日の摂取制限量は「400mg」とされています。

どんな食品にもプリン体は含まれているので、避けては通れない道なのですが、なるべく含有量が少ないものを選んでいきましょう。

100g辺りのプリン体量が300mgを超える食品は以下の通り。

  • 煮干し(746.1mg)
  • かつお節(493.3mg)
  • 干し椎茸(379.5g)
  • 鶏レバー(312.2mg)
  • マイワシの干物(305.7mg)
  • イサキ白子(305.5mg)

割と普通に食べているものが多いですよね。かつお節なんか身体にいいと思ってましたが、摂りすぎは良くないんですね。

逆に100g辺りプリン体50mg以下のプリン体が少ない食品も見てみましょう。

  • 白米(25.9mg)
  • もやし(44.7mg)
  • オクラ(39.5mg)
  • そら豆(35.5mg)
  • 冷奴(31.1mg)
  • 魚肉ソーセージ()
  • チーズ(5.7mg)

ビールって実はプリン体が少ない?

ちなみにビールはメーカーにもよりますが、大体19~25mg/350ml です。

先ほど書いた食品と比べると、大分プリン体の量が少ないことが分かります。

煮干し100g = ビール350ml缶 ×37本

ですからね。

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ビールはプリン体が高い!と言われていますが、これは他のお酒に比べて高いだけです。

なので、ビールを辞めたのに痛風の症状が改善しない!という方は、他の原因がありそうですね。

ビールはプリン体が少ないと言っても、飲み過ぎはよくないですよ。

プリン体を溜めない習慣を作ろう!

プリン体を溜めない方法は、尿酸の排出を助ける働きを持つ野菜やきのこ、海藻類を食べること。早食いを辞めることなどがあります。

こういった活動は普段の意識次第で出来るものなので、気をつけていきたいですね。

他にも生活習慣を改善するための記事を書いていますので、ぜひご覧ください。

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